ウィンブルドンjrで望月慎太郎選手が優勝したことにより、改めてテニスは日本人が世界のトップで戦える球技であることがわかった。体格で劣る日本人選手が海外選手を倒すには、この記事にもあるようにテニスIQが高いことが必要だ。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201907250003-spnavi?p=2
得意な球技をもう一つ
共感したので、私の考えを書いてみる。
テニス以外にも得意な球技を身につけることが大事だ。
なぜ球技がいいかというと、ボールを持っていない人がスペースに入り込むような動きが生まれるからだ。それによって「いないところを探す」「相手を伺う」などゲーム性がでてくる。
大胆にスペースに走り込み、パスを要求するような動きもたまにでてくるといい。
同様にテニスでも、大胆に半面を捨てる覚悟でポーチに出る動きに自信がついてくるといい。
テニスという一つの構造的な競技の中だけだと、ひらめきのきっかけが少なくなる。
理由の一つは、初心者であるほどラリーが続かなくなりそこにゲーム性が少なくなるからだ。しかし本来は、他の多くの球技と同様に多面的で複合的である。
サッカーであれば「なぜ」行うのか、低年齢の段階からポジションや戦略について考えて行う。技術がそこまでなくてもゲーム力で勝つ可能性が大いにある。
テニスにおいてもラリーがポゼッションに直結するので、ラリー力を上げるのは大事であるが、戦術面を後回しにするのはナンセンスである。
甘いボールを予測して前に入る・高く跳ねる深いボールを予測して後ろに下がるという動きを後回しにする必要はない。
同じ場所でずっとプレーする必要はなく、ポジショニングについて考えて行うとゲーム性がでてくる。
だからこそ、様々な球技で「ゲーム」を学ぶ必要が出てくる。