フットワークで強くなる

フットワークは中級から特に大切

昨年の夏、錦織圭選手を実質IMGで指導した米沢徹コーチ(現在は日本でTEAM YONEZAWAを立ち上げ活動)と一緒にヨーロッパ遠征に帯同しました。

そこで勝負する日本のトップジュニアを見て感じたことがあります。

これはジュニアに限らず、中級〜上級の一般プレイヤーにもヒントとなることなので今回記事にしていきます。

フットワークなぜ必要

日本のオムニコートはバウンドが低く・遅いので打ちやすい。そのため初心者から始めてもラリーが繋がりやすい。それはすごく心地の良いことではあります。

対してヨーロッパのコートは、バウンドの変化が出やすい「ハード」・「レッドクレー」が主流で、そこでは自然と高いゲーム性をトレーニングすることができます。

特に男子のトップ選手(フェデラー・ジョコビッチ・ナダル・マレー・ティームら)にヨーロッパ出身者が多いことからも、その重要性が伺えます。

このようなサーフェスではボールがより高く弾むため、身長の低い日本人は緻密なフットワークで、先回りをして体重移動をするような形で常にボールを打っていくことが大切だ。そのため錦織圭選手のフットワークは特に参考になります。

そして、クロスに回転のかかったボールはより外に弾んでいくため、同じように先回りして打点に入る必要もある。

今年の全仏男子S決勝をみると、ナダル選手のボールは特にスピンがかかっており、ジョコビッチ選手は後ろに下がりすぎないようライジングで処理する作戦なども取ったが、ナダルが上回っていた。ヘビースピンのナダル選手のボールは特にクレーコートでは相性が良い。

実戦的フットワークの3ポイント

中級から上級にステップアップするためには、まず緻密なフットワークを体で覚えることが重要です。

①甘いボールを予測して前に入る

②高く跳ねる深いボールを予測して後ろに下がる

③踏み込めない時はオープンスタンスで処理する

細かいシチュエーションは色々あるが、これらの基本をまず覚えていきたい。

これにはやはり、ストロークの基礎がある事が前提となってくる。

※フォアハンド・バックハンドLv1レッスンでは、じっくり身体の使い方を指導しています

明日は『フォアハンドLv2』の初回だ。

僕自身も皆さんのフットワークのレベルアップ・グラウンドストロークの応用を楽しみにしています!

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